エコリフォームのマンション > マンションリフォーム事例 > 【間取りと内装】アレルギー対策の自然素材リフォーム
出来る限り身体に負担をかけない素材を選んで |
築10年の中古マンションをご購入されたお客さまです。 【板橋区 A様 築10年】 |
お客様よりうれしいご感想をいただきました! |
最初の説明の時から、すごく丁寧に対応していただいたので、
安心してお任せできるなと思い、お願いしようと決めました。 |
お客様のご要望と、決定したリフォームプラン
使用する自然素材は…
コルクタイルのサンプルを実際に見ていただいたところ、とても気に入って下さり、採用されることになりました。
コルクタイルはワインのコルク栓とは違い、ほろほろ崩れてしまう事はありません。
お水にも強くクッション性があり、裸足で歩いてもひやっとしないので、とてもお勧めの素材です。
>>コルクタイルについて詳しくはこちら!
調湿効果のある素材をご希望でしたので、調湿性がある壁紙「オガファーザー」をご提案いたしました。
オガファーザーは、湿度をコントロールし、通気性が良くカビを発生しにくくしてくれます。
有害物質を一切含まない、エコロジーな壁紙です。
再生紙と木片チップでできており、塗装の下地材としてお使いいただけます。
自然素材ですので、壁に静電気が起こりにくく埃がつきにくいというメリットもあります。
>>オガファーザーについて詳しくはこちら!
オガファーザーの上から塗装する、100%天然の成分で作られた自然塗料です。
デュブロンには通気性がありますので、オガファーザーの持つ優れた調湿性を妨げません。
天然鉱物顔料ウラを混ぜて模様替えしたり、工夫次第で多様に楽しめる塗料です。
何度も上から塗ることで手軽にメンテナンスができます。
畳の上で寝ると咳きがとまらなくなる、喘息が悪化したなどというお話をよく聞きます。
畳はフローリングと違い、直接寝転がったり、お布団を敷いてお休みになったりするところです。
い草に農薬が沢山使われている場合、その農薬が悪さをして咳きがとまらなかったり、
喘息が悪化してしまう事があります。
A様は、お子様に食べ物のアレルギーがおありとのことでしたので、和紙で出来た和紙畳をご提案し、採用されました。
>>オガファーザーについて詳しくはこちら!
お子様のアレルギーを抑えるためのリフォームです。 もちろん使う材料も、全て身体にやさしいものをチョイスして使用しました。
ちょっとした遊び心を、コーディネーターからご提案
オガファーザーは上から塗装できる壁紙です。せっかくですから、リビングの壁の1面の色を変えてアクセントウォールにされる事をご提案させて頂きました。
アクセントウォールを設けることにより、空間がぐっとお洒落になります。
どこの壁をアクセントにするか、また色は何が良いか、様々なパターンを想定したスケッチをご覧頂きました。
ご検討の結果、お客さまお持ちの家具と合わせて、淡いクリーム色のアクセントウォールをキッチンカウンター側に設ける事に決定いたしました。
自然の塗料「デュブロン」で塗装いたします。
コーディネーター 千葉容子より |
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リフォームは、計画時点ではまだ実物が無いものです。 出来上がって「こんなはずでは…」という事態にならないよう、出来る範囲内でスケッチでお見せし、事前に確認させていただいております。 |
マンションだから、気になる防音対策は…
こちらは、マンションの防音の規定が通常のマンションより厳しくLL-40でした。
A様が床に採用されたコルクタイルは、それだけでは防音性能を持っていないため、既存フローリングを剥がした後に、LL-40をクリアできる防音マット「木の香」を貼り、その上からコルクを張ります。
※リフォーム当時の規定となります。
アレルギー対策のための自然素材リフォーム・完成です!
ふんわり、暖かい雰囲気漂うリビング
広いリビングが、自然素材いっぱいの空間に変身!
壁にはオガファーザー、床にはコルクタイルを採用。
隣接する和室の畳は「和紙畳」です。
使用する糊や塗装材、仕上げ材まで全て「自然素材」を使った優しい空間です。
お客様イチオシ!のコルクタイル
お客様よりうれしいご感想をいただきました! |
(一番気に入っているのは)コルク! |
オガファーザー+デュブロンでアクセントウォール!
■ 塗装できる壁紙オガファーザーの特性を活かした「アクセントウォール」
オガファーザーは、調湿性に優れるだけでなく、上から何度も塗装もできる壁紙です。
A様邸でも、上から「デュブロン」で塗装をいたしました。
自然塗料である「デュブロン」は、上から塗っても、オガファーザーの優れた調湿性が失われることはありません。
そして!奥のキッチンカウンターの壁面のみ、優しいタマゴ色の「アクセントウォール」にいたしました。
お施主様が悩みに悩んでお決め頂いたこちらのお色は、コルクの暖かい色合いとよくマッチして、お部屋をふんわり優しい雰囲気にしてくれていますね。
全部真っ白の空間も素敵ですが、このように一面をお色を変えると、個性的で、住まう方のこだわりのが感じられる空間になります。
■ 壁紙でありながら、塗壁のような風合いに出来上がりました!
オガファーザーは木のチップで造られた壁紙なので、独特の凹凸があります。
その上から塗料を重ねる事によって、塗り壁のような風合いになります。
お客様よりうれしいご感想をいただきました! |
夜カーテンを閉めて明かりをつけたときに、壁に照明の光があたった感じがとても綺麗なんです。 |
もし、壁が汚れてしまった時は?? | |
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コーディネーターの千葉です。
もし、オガファーザーにデュブロンで塗装した壁が経年で汚れてきてしまったり、色を変えたくなったらどうしたら良いのでしょう? 大丈夫です♪デュブロンは水性の塗料ですので、比較的ご自分で塗り替えやすい材です。 ですから、できればお客様自身でリペアされやすいような面をアクセントウォールにするのがベストです。 A様も、初めは天井をアクセントにされる予定でしたが、今後模様替えをすることを考え、ご自分達で塗りやすいキッチンの前の壁にされました。 |
和紙畳を使った和室
和紙畳といっても、水に弱いということはなく、普通の「い草の畳表」と同じようにお手入れが可能です。
和紙畳は、い草より摩擦に対する耐久性があり、汚れにも強く水拭きすることも可能です。
また、和紙は無機質なため、い草よりもカビ、ダニが発生しにくいのも良いところです。
カビやダニの発生が抑えられれば、アレルギーや喘息にも効果的ですね。
お客様よりうれしいご感想をいただきました! |
全然、和紙という感じではなく、汚れた時もすぐ拭けます。 |
■ 傷んでいた「襖」や「障子」も綺麗になりました!
リフォーム前の襖は、段ボールで芯を作ってその上に襖紙を張る「ダンぶすま」と呼ばれるものが使われていました。安価で量産できるものですが、やはり耐久性に欠けます。
こちらの襖も、写真のように枠が外れてしまっていました。
せっかくですから、しっかりと骨組みから造った、本格的な襖に交換いたしました。
障子も傷んでいましたので、綺麗に張替えさせていただきました。
巾木には、無垢材を使用しています
床と壁の継ぎ目で、壁の最下部に取り付ける細長い横板のことを『巾木』と呼びます。
汚れやすい壁の下部を保護したり、見切り部分を美しく仕上げる為に必要な材です。
この「巾木」の部分も自然素材にこだわり、無垢の木材を使用いたしました。
和室以外の全部のお部屋の巾木を無垢材に変更しています。
巾木の塗装も、自然の塗料を使用しています。
ドイツの自然塗料メーカー「リボス社」の「アルドボス」です。身体に優しく嫌なニオイも無い、優れものです!
玄関から廊下もコルクです!
玄関と廊下もコルクタイルに変更し、クロスも張り替えています。
リフォーム前は、玄関の框(かまち)部分と、フローリング部分には段差がありませんでしたが、床を貼りかえることにより、どうしても小さな段差ができてしまいます。
足が引っかかってしまうことがあってはいけませんので、こちらの写真のように、スロープ状になるような材木を特注して取り付けています。
水周りにも最適なコルク。キッチンやトイレ、洗面室にも採用です
コルクはワインの栓にも使われているように、水に強い素材です。
コルク栓と違うのは、ワックスしっかり固めていること。だから崩れることもなく丈夫です。
A様邸では、キッチンやトイレ、洗面室にもコルクを張りました。
■ 水周り機器はプロの手でピカピカにクリーニング♪
水周りの機器は、まだ築10年しか経っていない為まだまだ使える良い状態という事もあり、今回のリフォームでは取り替えることはせず、プロの手でピカピカにクリーニングさせていただいています。
2つの洋室も床をコルクタイルに張り替えました
2つの居室にも、床はコルクタイルを採用。壁紙にはオレフィンクロスを採用されています。
お客様よりうれしいご感想をいただきました! |
最初の説明の時から、すごく丁寧に対応していただいたので、
安心してお任せできるなと思い、お願いしようと決めました。 |
A様、ありがとうございました! 【コーディネーター:千葉容子より】 |
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畳の爽やかな緑、デュブロンのクリアな白、アクセントウォールの優しい黄色、床や建具の濃茶、どの色もぶつかり合わずに、それぞれが良いバランスで空間に馴染み、優しい空間となりました。
自然素材を使った空間は、なんとも言葉では表現できないのですが、「空気」が違う気がします。アスファルトに囲まれた場所から、森林の中に入った時のような心地良い感覚です。 A様、この度は嬉しいご縁をいただきまして、まことにありがとうございました! |
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